2011年3月1日、日本小川綜合法律事務所パートナー雨宮正啓弁護士と日本の著名な海法学者である早稲田大学箱井崇史教授及び同大学の海法博士課程生李剛氏一行は、当所の招請を受け当所設立セレモニーに参列されました。
雨宮正啓弁護士は、日本の著名な小川法律事務所のパートナーです。雨宮弁護士は、日本の早稲田大学を卒業された後、1999年に弁護士資格を取得されました。雨宮弁護士は、海商、海事に関わる豊かな理論的知識とともに、弁護士として多くの業務に携わった実務経験をも兼ね備え、船舶衝突、油濁処理、共同海損、海上輸送契約等に関わる法律事務処理に優れた能力を発揮しておられます。またさらに、海法研究の面でも雨宮弁護士には大きな功績があり、現在は早稲田大学の海法客員研究者に招聘され、「海事法」の書籍の編集に携わっておられます。
箱井崇史先生は、日本の有名な海法学者であり、現在早稲田大学の海法学の教授を務めておられます。箱井先生は、1987年早稲田大学法学学士、1991年早稲田大学法学修士、1999年早稲田大学博士学位を取得され、2004年4月からは早稲田大学法学院の教授に就任されています。箱井先生の専門分野は、商法、海法、国際貿易法及びフランス法です。箱井教授は長年にわたり日中韓三国の海法分野での交流と協力促進に尽力されており、その三国間の海法面での交流に対する貢献は、極めて大きなものとなっています。

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