2005年3月8日、連雲港130海里外の海域において“RG”号と“SC”号との間で衝突事故が発生しました。衝突により“SC”号は沈没して油の流出を起こし、また同船の乗組員十数名が死亡又は行方不明となりました。事故により“RG”号の船倉も重大な被害を受け、第一船倉は爆発し、船舶には火災が生じて一等航海士は行方不明になりました。この事故のための救助は、1か月余りも続いたことから、係争金額は数千万米ドルに上ることとなりました。
朱国林弁護士は、“RG”号の船主、保険業者及び保険賠償協会の委託を受けて事故原因を調査し、救助、共同海損、貨物損害及び油濁賠償等の事項を処理し、クライアントから絶賛を浴びました。
|